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経営戦略本 4選~基本・基礎編~

経営戦略本の紹介です。

経営戦略とは何か?というところから考えながらぜひ読んでみてください。

 わかりやすい本や、簡単に読める本も含めています。

 


1. 良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

 

「戦略の大家」が、ものすごくわかりやすい戦略の本を書きました! 

■良い戦略は単純明快だ! 
1805年、イギリスは、重大な危機に直面していた。ナポレオンがヨーロッパの大半を征服し、イギリス侵攻をもくろんでいたのだ。フランスとスペインは、ジブラルタル海峡に程近いトラファルガー岬に33隻の艦船を結集。27隻で編成されたイギリス海軍と対峙した。
さて、通常の海戦であれば、両軍が向かい合い、艦砲射撃で敵艦にダメージを与えた後に接近戦に移行するのが定石である。だが、ネルソン提督の考えた戦略はちがった。2列縦隊をつくり、仏西連合艦隊にいきなり真横から突っ込ませた。
当然、先頭の船は非常な危険にさらされる。だが、連合艦隊の砲手は練度が低く、その日の海はうねりが大きかった。敵艦隊には真横から突入する我々を正確に狙い打つ腕はない、と読んだのだ。
結果、トラファルガーの海戦は、イギリス側の圧倒的勝利に終わった。イギリス海軍は、艦船を一隻も失わなかった。

■あなたの「戦略」は、その名にふさわしいか?
このように、良い戦略は、単純かつ明快である。パワーポイントを使った説明も、マトリクスやチャートも無用。必要なのは、打つ手の効果が一気に高まるポイントを見きわめ、そこに狙いを絞って資源と行動を集中させることだ。
ネルソン提督の課題は、敵の艦隊のほうが数で上回っていたことだった。そこで、敵の艦隊を分断するため、先頭の船を死地に飛び込ませるリスクをとるという選択をした。敵が分断され統率を失えば、経験豊富なイギリスのほうが優勢だと判断していた。
このように良い戦略は、組織が前に進むにはどうしたらよいかを明確に示す。難局から目をそらさず、それを乗り越えるための指針が示されている。「いま何をすべきか」がはっきりと実現可能な形で示されていない戦略は、欠陥品だ。

■世界的な戦略の研究者による第一級の著作! 
だが世の中の「戦略」のほとんどは、戦略の体を為していない。本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書だ! 

■本書に寄せられた賛辞
「必読書! 戦略に興味があるすべての人に本書を強力に推薦したい」
――W・チャン・キム(『ブルー・オーシャン戦略』著者)

「あなたの会社がライバルたちを圧倒する業績を上げる準備ができていて、未来へ先んじる用意があるなら、本書を買わなくていい。もしもその逆なら、もしも少しでも不安が残るなら、いますぐに本書を開いたほうがいい! 」
――ゲイリー・ハメル(『コア・コンピタンス経営』著者)

 

戦略とは何か?を知るにはとても良い本です。

経営戦略の前にまずそもそも戦略とは何か学ぶときに参考になります。

最初に読むべき戦略本です。

 


2. この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

 

この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

  • 作者: (株)日本総合研究所経営戦略研究会,手塚貞治
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2008/11/13
  • メディア: 単行本
  • 購入: 4人 クリック: 57回
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◆1冊で経営戦略(全社戦略と事業戦略)がわかる
本書は企業分析と戦略策定の解説にとどまらず、全社戦略と事業戦略を俯瞰したうえで、具体的な戦略策定から実施までを1冊で図解します。初めて経営戦略を学ぼうとする人はもちろん、全体像や企業の各業務との関連性がつかみきれていないビジネスパーソンにもお勧めです。

◆戦略策定を流れに沿って効率的に学べる
経営戦略前のPEST、VRIO、3C、SWOT等を使う「環境分析」 → マーケティングの近視眼やCFTでの「事業領域設定」 → ポーターやコトラーの理論を用いる「事業戦略」 → PPMやコア・コンピタンス等を用いる「全社戦略」 → 戦略の「軌道修正」と「仕組みづくり」という、経営戦略のPDCAを流れに沿って一気に学べます。

◆経営戦略の効果をさらに高めるノウハウも紹介
本書は戦略の策定だけではなく、経営戦略を円滑に動かす「制度」「組織」等の仕組みづくりも説明します。また、状況の変化により策定した戦略がゆきづまっても、状況にフレキシブルに対応できる“創発的戦略”の活用方法についても言及しています。

◆現場で“ほんとうに使える”ノウハウが満載
コンサルティングの現場では、これまで「基本」と呼ばれていたノウハウも変わりつつあります。本書では各著者があまたの現場経験を経て得た“ほんとうに使える”基本ノウハウを厳選しました。 

 

経営戦略の基礎を学ぶのに適した本です。

初めて経営戦略を学ぶ方におすすめです。

経営戦略を学ぶときは、モデルを作ってその企業はどんな状況なのか紙に書きながら読むことをおすすめします。

 


3. 小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略

小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略 (アスカビジネス)

小さな会社こそがNO.1になる ランチェスター経営戦略 (アスカビジネス)

 

経営は「戦略」がなければやってはいけない、「理念」がなければやる資格がない。戦略・理念・習慣の3つを身につければ、強者に勝てる!景気に左右されない強い会社の作り方を80項目で解説。あなたにもできる!ナンバーワン企業になるための方法。 

 

有名なランチェスター戦略を経営に取り入れた本です。

一度読んでみてください。

 


4. グロービス MBA経営戦略 

[新版]グロービスMBA経営戦略

[新版]グロービスMBA経営戦略

 

 ◆◇◆シリーズ累計145万部◆◇◆
1999年の発売以来、売れ続ける教科書
待望の全面改訂! 

1999年に発行された『MBA経営戦略』。今回の新版では、その構成や事例など内容を刷新し、次代を担うビジネスリーダーが知っておくべき経営戦略の概念、理論、ツールについて、そのエッセンスと勘所をバランスよく網羅する。事例をまじえながら、戦略立案・実行の実務で使えるフレームワークを分かりやすく解説することで、より実践的に使いやすくしている。

日本最大の経営大学院の教科書として使われている本です。

ケースも載っており、参考になります。

こちらからスタートするのもありだと思います。

 


以上です。ぜひ読んでみてください。